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八津弘幸『流星ワゴン 第1話』

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男臭い初回だった。

まあ「半沢直樹」チームの制作なのだから当然といえば当然だし、わかってて観て「そりゃそうだよな」という感じなのだけど、困ったことにおもしろかった。「龍馬伝」「半沢直樹」「るろうに剣心」「鍵泥棒のメソッド」、そして「流星ワゴン」とここ数年、香川照之の演技を見せられているのだが、香川照之への印象は良くない。にもかかわらず作品は面白い。つまりキャラクターの性質上、香川照之自体は決していい印象を与えているわけではないのだが、作品全体についてはギュッと引き締まるような感覚。もちろん好き嫌いがあるのはわかるけど、香川照之の存在感は並大抵のものではないと思う。

書けることはそのくらいかな……。

なんていうか、それはもう「あの憎き父親が俺のことを何もわかってくれなかった」→「でも俺も息子のことは何もわかってなかった」的な話は誰でもあるだろう。物語的にも使い古されている。もちろん逆に言うと、それだけ魅力的な題材なのだと思う。

しかし「家族を再生させる」という話が、今の現代に必要なのかと言われると、正直よくわからないというか「やりたいだけでしょ?」というか。

おもしろいから次回も観ると思うけど「もしこの親子の話が今の時代必要とされてるでしょ?」的な意識で作られているとしたら、それは相当倒錯しているとしか思いようがない。しかしただただ娯楽として用いているのであれば、もうその商魂はすばらしいとしか言いようがない。

どっちなんだろ?まあどっちでもいいんだけどさ。