選挙について

選挙に行ってきた。

自分はわりに投票所に行くのが好きなタイプだと思う。選挙に行ける年になってから大体の選挙に行ってる。期日前投票も試したけど、晴れた日曜日の昼間に近所の小学校までぷらぷら歩いていって、帰りにコンビニに寄ってくるのは結構楽しい。缶ビールを買って途中の公園で飲むのも楽しいかもしれないけど、さすがにそれをやる勇気はない。アイスクリームを買って舐めたいけど北海道はまだ寒い。

そういうわけなので、肝心の選挙にはあまり関心がない。一時はマニフェストを読んだり、設問から投票先を選んでくれるサイトなどを使ったりもした。でも最近は興味がなくなってきた。

個別的な政策への是非で人が選ばれる時代もあったと思う。最近なら原子力発電所の是非で意見が分かれることもある(ただ、実際に明確な争点にはなってない気がするけど)。でも僕はそのようなことで他の人と意見を戦わせることに疲れた。そういうふうに政治と向き合う人を非難しているわけではない。ただ、そのようなこと(と僕には思える)で消費する体力がもったいないのね。

人の意見を変えさせることがどれほど大変なのかは、別に他の国に出向かなくてもわかる。人はわかり合えない。そのくらいの認識が丁度いい。

でもそれはともかくとして、日曜の昼にちょっと散歩がてら投票所に行くのは楽しい。お気に入りの靴を履いて、ほんの少し散歩する。そのきっかけとしては悪くない。古本屋がその間にあればなおいいけど、小学校の方が近いので立ち寄れないのが残念。