2016 BEST ALBUM
ベストアルバムです。毎年モチベーションが下がっているというか、まじめに言うと、趣味に時間を使える年齢を過ぎつつあるというか、自分の中で何かが変わりつつあるというか、単に乗り切れなかったのか、まあわかんないだけど結構限界を迎えつつある気がします。とか言いつつ、まあ来年も聴くだろうけど。ここ最近ちょっと楽しくなってきてるけど。
30. For Tracy Hyde『Film Bleu』
29. UA『Japo』
28. カラスは真っ白『バックトゥザフューチャー』
27. Izzy Bizu『Izzy Bizu』
26. jan and naomi『Leeloo and Alexandra』
25. Blood Orange『Freetown Sound』
24. never young beach『fam fam』
23. KING『We Are King』
21. 相対性理論『天声ジングル』
20. David Bowie『★』
19. Special Favorite Music『World's Magic』
18. ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ(2016)』
17. Bruno Mars『24K Magic』
16. Derrick Hodge『The Second』
15. KAYTRANADA『99.9%』
14. スピッツ『醒めない』
13. BOOM BOOM SATELLITES『LAY YOUR HANDS ON ME』
12. 岡村靖幸『幸福』
11. agraph『the shader』
10. How to Dress Well『Care』
8. iri『Groove it』
7. Norah Jones『Day Breaks』
6. Radiohead『A Moon Shaped Pool』
5. Frank Ocean『Blonde』
4. 小林うてな『VATONSE』
3. サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU』
2. Perfume『COSMIC EXPLOER』
1. 宇多田ヒカル『Fantôme』
ベストアルバムでした。ちなみにBon Iverが入らないのは生楽器を重ね合わすことの美しさが際立っていた前作に対して、打ち込み的なアプローチでの重ね合わせが前作と地続きにあることに理解はできるもののあまり美しいと思えなかったから。まあ好みです。Chanceを入れなかったのも好みの問題というか、もう自分の感性の範疇外だと諦めました。例え自分が10年前の年齢でも聴かなかったと思うけど、まあ劣化は仕方ないね。
こうやって見渡すと完成度が低い作品の多いこと。ちょっと誤解を招く表現だけど、熟成とは正反対の生まれたばかりの瑞々しさが全体的に溢れている。ブラックミュージックという名のヒップホップやジャズ、R&Bもまだまだ発展段階で、それが商業的に成功をおさめるのはまだ先だと思うけど、音楽ファンとしては聴き時なのかもしれない。
それらと比較するとPerfumeのアルバムの完成度は群を抜いているが、それゆえに完成を感じさせる寂しさも。小林うてなという才能を知る事ができたのは幸福でした。ここには入れなかったけど、だからこそD.A.N.の未来も楽しみ。また来年。