音楽
どう書けばいいか。いや傑作なのは間違いないし、ぶっちゃけ最高傑作だと言いたいけど、ここで安易に宣言すると次作でそれを余裕で超えてきそうなのが怖い。 というわけでブージーの新作、最高です。 2012年からのアルバムの毎年リリースしていて、今回は4枚…
髭の2年7ヶ月ぶりのアルバム。その間にアイゴンが勇退し、オリジナルメンバーのフィリポも脱退した。事務所も独立し、自主レーベルも設立した。 率直に言って大傑作だと思う。 ただ、髭という名前を聞いて大半の人が思うような曲はほぼない。つまり「ロック…
「完全版 BiSキャノンボール2014」を観た。 説明が少しややこしいのだが、本作はアイドルグループBiSの解散ドキュメンタリーである。ただし、彼女たちのマネージャー・渡辺淳之介は、何をあろうことかAV監督カンパニー松尾が率いる「テレクラキャノンボール…
LAの4人組サイケデリック・ガレージロックバンド。彼らが5/19にリリースした2ndアルバム。 誤解を恐れずに言えば、過剰なところがないけど、でもかっこいいバンドだと思う。 つまりロックバンドには2種類あって、ロックに愛されているバンドとそれ以外しかな…
少し時間が経ってしまったけど、Mr.Childrenの『REFLECTION』について。 間違いなくこれから先、ミスチルの最高傑作として挙げられるアルバムだと思う。「最高傑作の一つ」という書き方は矛盾しているように聞こえるが、ミスチルくらい長いキャリアを持つと…
アラバマ・シェイクスの音楽は新しいのだろうか。彼らの音楽を語る上で出てくるのはルーツ・ロックという用語。レッド・ツェッペリン、ジェームス・ブラウン、オーティス・レディング.etc。それからホワイト・ストライプスとの類似も指摘されている。実際に…
韓国/ソウルのジャズピアニスト、White Rainが作るピアノ・ヒップホップアルバム。Jazz Hip-Hop、Mellow Hop-Hop、New Age、Ambientを扱う韓国のレーベル、Mellow Museからのリリース。MCとしてNieve(Fly Coast)、Adikkal(LHA)、Marchitect(The 49ers…
一言で「良い」「悪い」とはいえない奥深いアルバムだと思う。きれいごとに聞こえるかもしれないが本当にそうなのだ。最初に聴いた時に退屈だと思っていた曲が、次に聴いた時に印象をがらりと変える。サザンの中・後期以降のアルバムは一長一短で、個人的に…
ピースとハイライト もう既にリリースされてから2年近く経つのだが、今になって聴く度に涙が溢れて大変なことになっているのね。リリース当時は全然好きになれないどころか、桑田さんのあまりの変わり様にこんなことを呟いていた。 今回のサザンの新曲は2曲…
椎名林檎の新曲なんだけど、発表当時は意味不明だった。ドラマの主題歌として正しいのかもわからなかった。そして何よりも椎名林檎の新曲としてどう反応すればいいのかわからなかった。サウンドは僕らが待ち望んでいたロック。「自由へ道連れ」や「NIPPON」…
サザンオールスターズが3月31日に10年ぶりにリリースする15枚目のオリジナルアルバム『葡萄』のオープニングトラック。 葡萄 (完全生産限定盤B) アーティスト: サザンオールスターズ 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント 発売日: 2015/03/31 メディ…
以前も書いたけど、最近はジャズばかり聴いている。そのきっかけとなったのがこの一枚。ドン・フリードマンの『サークル・ワルツ』。近所のCD屋さんの一角で『ジャズの100枚。』という1000円シリーズがあって、そこでジャケ買いした。 Circle Waltz アーティ…
洗脳 アーティスト: 大森靖子 出版社/メーカー: avex trax 発売日: 2014/12/03 メディア: CD この商品を含むブログ (7件) を見る 聴いていて一番最初に思うことは、やはりその不敵な態度だと思う。大森靖子自身リスペクしてやまない椎名林檎の2nd『勝訴スト…
少し時間が経ってしまったが、BUGY CRAXONEから届いた「ナイス・ナイス・ナイス」のMVがよかったので。 ちなみにこの曲が収録されたアルバム『ナポリタン・レモネード・ウィー アー ハッピー』から半年以上経過している。ツアーやイベントの発表に合わせて、…
本当にかっこいい人だった。 去年のライジングサンでシーナさんが出てきてからのステージは本当に凄かった。ロケッツには悪いけど、シーナさんが出てくる前までにやっていたロックは、骨はあってもどこか古臭い印象だった。しかしシーナさんが登場した瞬間、…
懺悔しなくてはならないほど嫌っていたSEKAI NO OWARIに打ち抜かれた。ディズニーと形容されることが多い彼らだが、まさに音楽でありながらファンタジーを作り上げたアルバムだと思う。まるでディズニー作品やハリーポッターを観るような感覚で一枚のアルバ…
2012年の『Joyful Joyful』、2013年の『いいかげんなBlues』と、BUGY CRAXONEが1年おきにリリースされるアルバム第3弾。今回は尖った「夜のアルバム」だった。おそらく意図的なものではなく、自然な流れでそういうモードになったのだろう。もちろん『Joyful …